厚労省が非科学的という見解を正式撤回

厚生労働省は、採用選考のガイドラインを示した「公正な採用選考をめざして(平成30年度版)」から、『「血液型や生年月日による星座」による性格判断は非科学的なもの』という見解を正式撤回した(2018年2月8日付)そうです!

実際に血液型のところを読んでみたら、確かに「非科学的」という記述がなくなっていたので驚きました。

 

次は昨年の平成29年度版(2017年度版)でのp28の記述です。問題事例7には、

 

「血液型や生年月日による星座」による性格判断は非科学的なもの

 

とあり、確かに「非科学的なもの」とあります。

しかし、最新版である平成30年度版(2018年度版)のp28の同じ部分には、

 

「血液型や生年月日による星座」は本人に責任のない生まれ持った事項

  

となり、「非科学的」という記述が見事に削除されてしまいました!

 

 

これで、厚生労働省は正式に「血液型と性格は非科学的」という見解を撤回したことになります。

岡野誠さんの抗議が効いたようです。

素直にうれしいですね。

 

出所:岡野誠さんのサイト 

 

2018.12.11更新

2019年版で改善された点

最新の平成31年度(2019年度)版でまたまた変わりました。

 

 

 

次は昨年の平成30年度版(2018年度版)の中で、血液型について書いているp28の記述です。

 

問題事例7には、

 

「血液型や生年月日による星座」は本人に責任のない生まれ持った事項であり、それを把握し「特定の個人」の適性・能力を固定して見ることになれば、正当な評価を受けられないことになるほか

 

とあり、「正当な評価を受けられないことになるほか、」という文章には、相当ネガティブなイメージが残っています。

また、ページ右下の女性のイラストが目立っていて、「家族の職業」「帰省先」「血液型」「星座」はダメ、とアピールしています。

 

 最新の平成31年度版(2019年度版)では、なんとこの2つがなくなりました!

もう少し詳しく説明しましょう。

 

 1. ページ右下にある、女性がバツアピールしているイラストが削除されました。

⇒血液型人間学について、明確な根拠もないマイナスイメージが大幅に改善されました。

2. 前回記載されていた正当な評価を受けられないことになるほか、」がカットされました。

⇒岡野さんによると、血液型人間学の知識を駆使することで、正当な評価を受けられるケースもあるはずで、それを「正当な評価を受けられない」という決めつけ表現こそ大問題だと指摘したからとのことです。

 

最新版である平成31年度版(2019年度版)のp28では、

 

「血液型や生年月日による星座」は本人に責任のない生まれ持った事項であり、それを把握し「特定の個人」の適性・能力を固定して見ることになれば、

 

となり、「正当な評価を受けられないことになるほか、」という記述と、女性のイラストが完全に削除されています! 

 出所:岡野誠さんからの情報

2019.4.20更新